てくてくブログ

2022.11.10

九谷焼を五感で感じる芸術祭「KUTANism(クタニズム)2022」に行こう!             

こんにちは!

ポムポムプリンは今日、若杉町の九谷セラミック・ラボラトリー、通称『セラボクタニ』

に来ています。

セラボクタニは、製土工場、ギャラリー、体験工房、レンタル工房、外土間を備えた

九谷焼の複合的文化施設です。

このかっこいい建物がセラボクタニ

ここで今、開催されているのが『KUTANism2022』というイベント。

クタニズムは、2019年にスタートした九谷焼を「見る/知る/めぐる」ことを目的に、

小松市と能美市が共同で開催している芸術祭です。

4回目となる今年のテーマは『産地を、旅する』。

五感をフルに使って九谷焼を感じてもらいたいという思いが込められています。

九谷焼の原料になる「花坂陶石」。これがないと九谷焼は作れない!

10月15日から12月11日までの全会期を通して行われているのが2つの展覧会。

そのひとつが、ここセラボクタニでの『九谷焼のウラガワ公開 クタニの道具展』です。

床のラインにそって進むと九谷焼ができていく過程をたどることができます

この日、ポムポムプリンを案内してくれたのは、小松市観光交流課の月岡さん。

ステキな笑顔で丁寧に解説してくれました!
 

後ろに見えるのは砕石機。これで陶石を細かく砕きます

以前、使われていたという石臼。これも陶石を砕くためのもの。大迫力!

「原料である陶石から、色鮮やかで華やかな九谷焼は、どうやってできていくんだろう」。

そんなギモンに応えてくれる道具たちは数十種類に及びます。

この道具たちはどんなふうに使われているのかも知ることができます

絵付けの筆もこんなに! 五彩の絵の具も展示されています

もうひとつの展覧会『名工選「NEXT九谷 vol.IV」展』は能美市にある

KAM能美市九谷焼美術館五彩館で開催されています。

展示室には、九谷焼の名工が選んだ次代を担う若手作家の作品がずらり。

息がかかるほど間近で見ることができる作品も多く、見ごたえは抜群です。

KAM能美市九谷焼美術館五彩館は、九谷陶芸村の中にあります

近くでじぃ~っと見るのはいいけど、触っちゃダメだよ!

展覧会だけでなく、九谷焼を五感で感じて「産地を、旅する」イベントはこれからももりだくさん。

クタニズム総合監修の秋元雄史さんと映画監督の森義隆さんのトークショー(11月12日)や、

クタニシールを使った絵付け体験(11月26日)、小さな招き猫を作る形づくり体験(11月27日)、

自分で茶器を選び対話を楽しむ「○△□茶会」など、体験・体感型のものが多く催されます。

形づくり体験で作る招き猫と並んでみました♪

KUTANism2022では、デジタルスタンプラリーを実施中。

対象施設に設置されているQRコードを読み取ってエントリーしてみて。

5ポイントゲットするとステキな九谷焼グッズがもらえます!

展覧会が開かれている2つの施設のほか、小松市と能美市の文化施設や飲食店、宿泊施設など、

スタンプラリーをしながら楽しく「旅」してみませんか?

ポムポム

芸術の秋!九谷焼の魅力にたくさん触れてみよう♪

九谷焼の芸術祭 KUTANism
開催: 10月15日(土)~12月11日(日)
https://kutanism.com/
クタニズム実行委員会事務局 
石川県能美市寺井町た35(能美市役所 産業交流部 観光交流課内)
Tel : 0761-58-2211