てくてくブログ
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2023.11.29
紅葉の名所「那谷寺」をおさんぽ!
山の木々が色づき、秋から冬へと徐々に季節が移り変わるこの時期。
今日のポムポムプリンは、小松の紅葉の名所でもある「那谷寺」にやってきました。
那谷寺は霊峰白山を信仰する自然智の寺。2017年に開創1300年を迎えました。
多くの重要文化財と国指定名勝を有し、松尾芭蕉の「奥の細道」でも知られています。
巨大な奇石を前に詠んだ句は境内の石碑に刻まれているので皆さんも探してみてくださいね。
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1年を通し多くの参拝客が訪れる那谷寺ですが、この時期は紅葉狩りを楽しむ方がたくさん訪れます。
ヤマモミジ、ドウダンツツジ、カエデを中心に葉が色づき、この日もとてもきれいな
景色を楽しむことができました!
それでは紅葉の景色と共に境内の中でも特におすすめなスポットや見どころを
巡っていきたいと思います。
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山門を通ってすぐの場所にそびえる「金堂華王殿(こんどうけおうでん)」
まず参道の手前にある「金堂華王殿」。境内の中でひと際華やかな建物です。
南北朝の戦火で消失し、平成2年に650年の時を経て再建された総桧造りが見事な建物です。
中に入ると正面に十一面千手観世音菩薩が祀られています。
その側には御朱印を求める参拝客の姿も。
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御朱印を書く様子を近くで見せていただきました!
那谷寺の御朱印は、観音様を安置するお堂という意味の「大悲殿」と書かれており、
如意宝珠や蓮の花、千手観音菩薩を表す梵字などが描かれた印だといいます。
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色鮮やかな御朱印も!
さらに管主直筆の風景画が背景となった特別御朱印も用意されています。
特に紅葉の時期は通常よりも大きな和紙を使用し、御朱印帳の見開きいっぱいに
那谷寺の風景が描かれるためファンも多いそうです。
金堂左側から庭園「琉美園」へ向かうと、ひと際目立つ自然の岩面が見えます。
江戸時代まで流れていた滝によって3つに分かれた姿が阿弥陀三尊
(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の3体)の来迎を想起させることから
「三尊石」と呼ばれています。
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「金堂華王殿」に入って左側から特別拝観エリアへ向かうことができます。
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苔むす参道をくぐり抜けてたどり着いたのが…
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国の名勝に指定されている「奇岩遊仙境」
そそり立つ奇岩霊石は那谷寺の精神である自然智を象徴する景観です。
7月にはこのてくてくブログで「小松市立博物館」に行き、小松の石文化について
学びましたが、この那谷寺の大きな奇石も小松の石文化を表したような景色ですよね。
小松のあらゆる場所で石との深い繋がりが見えてきます。
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境内のいろんなところで出会える石像「護美小僧(ごみこぞう)」と写真をパチリ
那谷寺の最も奥まった場所にあるのが本殿です。
中には本尊の千手観世音菩薩を安置する「いわや胎内くぐり」があります。
洞窟は「いわや」と呼ばれ、洞窟を一周し祈ることで母の胎内をくぐり抜けたことになるそうです。
つまり、ここを巡ればこの世の罪を洗い流し、魂が清く生まれ変わることを意味します。
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「大悲閣」と呼ばれる本殿
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「いわや胎内くぐり」の入口
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本殿からの風景
「いわや胎内くぐり」をした後に見る本殿からの景色が本当に美しくて、
心が洗われたような気持ちになりました。
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展望台へと続く赤い橋。落ち葉が雨に濡れて、なんだか素敵な雰囲気です
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展望台からの絶景!
最後は展望台から「奇岩遊仙境」を一望して記念撮影。
自然が織りなす美しい風景に、目に入るもの全てに癒されました。
秋の紅葉以外にも、春は桜、夏は深緑、冬の雪景色と季節問わず美しい風景が楽しめますので、
皆さんもぜひ行ってみてくださいね。
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自然の風景に癒されました!
那谷寺
石川県小松市那谷町ユ122
TEL.0761-65-2111
拝観時間 9:15~16:00 年中無休
拝観料 大人(中学生以上)1,000円、小学生300円、幼児無料
特別拝観(新庭園・三尊石・了了庵)は拝観料+200円(幼児は無料)
※特別拝観は令和5年11月1日から12月31日まで無料(ただし冬季積雪時は閉鎖)。
また、書院ならびに名勝指定園は文化財保護のため非公開
詳細はhttps://natadera.com/