てくてくブログ

2021.06.25

小松文化に触れてみよう♪こまつ曳山交流館みよっさ

こんにちは♪

今日は小松駅西地区にある「こまつ曳山交流館みよっさ」にやってきました♪

「こまつ曳山交流館みよっさ」は、町家文化の代表である「曳山子供歌舞伎(※)」で使用する曳山の常設展示や曳山資料の展示、伝統芸能のお稽古などに使用できる「十八番(おはこ)舞台(貸館利用可能)」など、貴重な地域資源に触れることができる施設です。

館の愛称「みよっさ」は、「〜してみようよ」という小松の方言です。

※曳山子供歌舞伎とは

250年以上の歴史を持つ小松市の「子供歌舞伎」。お旅まつりに奉納する「曳山芝居」 として江戸時代から続いています。曳山で演じる役者は全て町の女の子たちで、3ヶ月前から台詞を覚え、1ヶ月前から歌舞伎の師匠と毎日稽古を行います。大人たちはパンフレットの作成や衣裳や道具の準備、上演中のサポートに徹します。

曳山や伝統芸能の発表を「見ようよ!」という意味もこめた施設の愛称「みよっさ」。

「みよっさ」で展示されている曳山は、小松市で毎年5月の第2金曜日から日曜日まで、3日間にわたり行われる春季祭礼「お旅まつり」で実際に使用されているものです。

曳山の上で行われる子供歌舞伎の様子。※2021年度は5月の子供歌舞伎が7月中旬に延期となっています。
市内8町(大文字町、西町、龍助町、寺町、京町、材木町、中町、八日市町)が所有する曳山。毎年当番の2町が曳山を出し子供歌舞伎を上演します。

さて、ポムポムプリンも入館しましょうかね!

恒例のお熱チェック。お熱なし!

いざ入館♪

「みよっさ」に入ると目に飛び込んでくるのが「十八番(おはこ)舞台」と呼ばれる大きな舞台と、ライトに照らされ輝いている曳山2基です。

むむむ。大きな曳山が!

市内に現存する曳山は全部で8基。今までは5月のお旅まつりの時にしか見れなかったのですが、「みよっさ」では常時2基を展示しています。

案内スタッフの中野さんの優しい笑顔にほっこり。「なんでも聞いてくださいね〜」
職人の技で作られた曳山。漆塗りや金箔が施されたそれぞれの曳山は、貝や彫刻の飾りなど各町独特の趣向が凝らされています。

お旅まつりの華ともいえる小松の曳山は、近江長浜の曳山を模して造られたといわれており、当時絹織物で栄えた小松市の経済力、技術力、職人の技や町民文化の粋を結集したものとなっています。

町の長老から口伝えで作り方を伝えられてきた曳山は圧巻の迫力!

ひゃあ〜豪華な曳山!

曳山天井には鳳凰図が。

「みよっさ」では「和文化体験メニュー」として、「歌舞伎役者なりきり体験(500円)」や、「歌舞伎風メイク体験(300円)」、「歌舞伎風衣裳体験(300円)」が体験できます。

みよっさ一押し体験メニュー。写真は「歌舞伎風メイク体験(300円)」。曳山の前で写真撮影も可能です。思い出づくりにいかがですか? ※2021年6月現在、「抹茶体験」は中止させていただいております。
ポムポムプリンも「はい、チーズ♪」

館内は2階もあり、歌舞伎についての書籍が並ぶライブラリコーナーも。

昔使用していた歌舞伎の台本だそう。
2階には大きいカブッキーもいます★

曳山子供歌舞伎やお旅まつりに関する資料や映像を取り揃えた展示など、小松の文化にちょっぴり詳しくなれそうな空間です。

「こまつ曳山交流館みよっさ」は小松駅から徒歩5分の場所にありますので、ぜひお立ち寄りくださいませ!

小松駅西口からまっすぐ、れんが通りを歩いて5分ほどの場所にある、白い壁が特徴的な“蔵”風の建物が「こまつ曳山交流館みよっさ」です。

こまつ曳山交流館みよっさの駐車場は以下を確認ください。https://www.city.komatsu.lg.jp/material/files/group/51/parking_map.pdf

こまつ曳山交流館

ポムポム

豪華な曳山が見どころだよ〜!

こまつ曳山交流館みよっさ
小松市八日市町72-3
TEL:0761-23-3413
営:10:00〜17:00
休:12〜3月:毎週水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月30日〜1月1日)
料:無料(体験は一部有料)
P:有(専用駐車場4台、おもいやり駐車場4台)